ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

Ruvie Last One Man「world end.」@渋谷O-EAST 

彼は「さよなら」と言った。


2008.07.14


私が初めてRuvieの音楽と向き合ってから、たったの半年。
かつて、オサレ系だった頃のチラシを見て気にも留めなかったバンドの解散ライヴへ足を運ぶことになるなんて。
Awakening your's』を話題買いして怒濤のようにハマったのは正解でした。
私の勘は間違っていなかった。
ギリギリ滑り込みセーフ。

イーストといえば私にとって思い出の場所。
2年前、deadmanのエンドロールを見るためド平日なのにも関わらず仕事を休み道玄坂を登り物販へ並んで…そんな記憶が走馬灯のように駆け巡った2008夏。
だから記念にエコバッグを買ってみた。
しかもイーストが埋まった。
可笑しいほどシチュエーションが似ている。
でも今回のほうが狭い会場のように感じたのは何故だろう。
それは私が歳食ったせいかな。
たったの2年なのにね。

スタートとともに白い幕へ映し出されたのは、森林を彷彿させる影絵と、メンバーのシルエット。
そして始まる、世界の終わり。

1曲目はラストシングル、「微睡みは水面深く」。

「チャラララ~♪」と感動的にスタートしたかと思いきや、ブチッと途切れるイントロ…。
ちょ…世界の終わりにトラブった!
まさかの大ゴケ!(笑)
「そりゃないぜ!」と手鞠。
こちとら「そりゃないぜ!」だよ全く!(笑)
おかげで会場の空気がどことなく緩んだ。
こんなトラブルさえ演出だったんじゃないかと今更思ってみる(まあ明らかにミスだろうけど笑)。

さて、気を取り直して「nameless song」。
特効がバーンと鳴り響き、勢いづく会場。

その後は、畳みかけるように…だけど丁寧に昇華されていくRuvieの楽曲たち。
ここ最近の曲も、昔の曲も、どれも彼らの想いが息づいていた。

何度か声が苦しそうだと感じたが、手鞠のパフォーマンス、煽りはやっぱり圧倒される。
「絞首台~」での狂った笑い声にゾクリ。
ツインギターセッション&リズム隊セッションもあり、大きい会場ならではの意気込みに震えた。

音源では正直イマイチだった「アンヴレラ」なんかもしっかり成長していて、蓄積された年月を感じる。
私としてはまだたったの2回目のライヴなのに、化けたもんだなあとしみじみ思った。

このまま音に埋もれていたい。
とても心地良いライヴ。
だけど激しい。

決して完全ではないけど、完璧なウツクシイセカイ。
Ruvieという世界の終わり。

でもそれは、これからも続いていくような、未来を想像させるもので。
解散という悲壮感なら3月のワンマンのほうがあった。
こんなもんじゃないだろ?
まだイケるだろ?
そう思わせてくれる、勢いのあるライヴ。
ファンもみんな楽しそうで、先入観なしで見たらとても解散ライヴだとは思えない。

だけど「さよなら」なんだって。

確かに手鞠がそう言ったのだから、ここで幕は閉じられたのだろう。

実際、ちゃんと解散ライヴをやって、ベストアルバムもラストDVDもリリースして…という終わり方を行えたのは凄いことだ思う。
そしてファンはとても幸せだと思う。
最後を見届けることすら叶わなかったバンドや、活休という名の下にフェードアウトしていったバンドを知っているから。

私は、今回のライヴを見られた事実に感謝したい。

少し休んでもいいから。
また彼らのステージを見られることを切に願います。

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