ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

さよなら「ヴィジュアル系」~第3章「さよならヴィジュアル系」その1~ 

第3章には、自称“V系の元祖”筋肉少女帯(以下:筋少)でお馴染みの大槻ケンヂ(以下:オーケン)との対談を通し、V系文化、バンギャル文化、V系におけるカテゴライズといった非常に興味深い話が書かれている。

まず一言でV系…ヴィジュアル系と言っても、種類はさまざまだ。
コテ系、オサレ系、その融合体・コテオサ(誰が最初にそう呼んだのか知らんが上手いよなあ笑)。
何となく音楽性を色で分けてみた黒系、白系。
挙げ句の果てには地域で分けてみた名古屋系。
ついでに絶滅危惧種のソフヴィ、アングラシーンで活躍する白塗り、暗黒系…。
括り出したらキリがないのだが、元々人間というものは分類したがる生き物なのかもしれない。

この章の冒頭で、市川氏はこう書いている。

そもそもV系が誕生する以前の、日本のアンダーグラウンド・ロック・シーンは「体育会系」ジャパメタと、「文化部系」ニューウェイヴに二分される。

そこから始まり、今に繋がるカテゴライズの話が市川氏とオーケンの絶妙なやりとりで綴られている。

簡単に言えば、前者を受け継いだのがXで、後者を受け継いだのが筋少(自称)なのだそうだ。
これは非常に分かりやすい。
そんなヤンキー文化と文芸派は一旦、LUNA SEAで一つになったような気もする(2つの要素を兼ね備えているからこそ、LUNA SEAは“V系の王道”なのかもしれない)。
そこから続々とフォロワーが登場し、上記のように再び分散されていった…。
そう、今や「体育会系」「文化部系」みたいに二分できないのよね。
ライヴが激しいバンドでもヤンキーのソレとはまた違うし。
カテゴライズされるのは嫌だけど、便宜上V系だよなあ…というバンドも多いだろう。
V系の仲間になってみたかったけど、気付けばもはやV系ではない、などなど。

まるで生物の進化みたい。
誰か詳しい方に簡易進化系統図を作って貰いたい。

つーかここまでくると「化粧して何となくそれっぽい音を出していればV系でいいんじゃね?」と放り出したくなる(笑)。

そもそも私がヴィジュアル系を聴いているのは、ロックやポップ、パンクにメタル、クラシック、ジャズ、歌謡、アンビエントといったさまざまなジャンルの音楽を聴けて、何が飛び出すか分からない面白さや楽しさがあるからだと思います。
だから別に逐一面倒臭く分類する必要はないわ。

あ、しまった。
カテゴライズの話を終わらせてしまった。


長くなったのでその2へ続く

Comment

Name - 整理番号774  

Title - 

面白いです。
個人的にビジュアル系って、
「インディーズ時代から音楽を補完・強調する視覚的表現に拘りを持っていて、今現在もそれにこだわっているバンド、またはそのシーンのこと」
だと思いますね。
視覚的表現とはつまり、メイク、アー写のみならず、ライブの見せ方、映像作品、CDジャケット、作品のブックレット、グッズやウェブサイトまでもを指します。
だから、「ただ単にメイクをしてるだけ」がビジュアル系とは思えませんね。
また、音楽ジャンルとも思えませんね。ジャンルではなく、シーンです。
長文失礼しました。
2014.06.13 Fri 17:37
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