ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

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【2010】emmuree『灯陰』【名盤】 

※絶賛“ムレロヴェキャンペーン”実施中につき暫くトップへ上げておきます。
※この記事はリリース直後(2010年3月)の感想です。


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▲どうだ、この時代錯誤的なジャケ!見事だろう!


emmureeによる約2年半振りの2ndフルアルバム『灯陰(ほかげ)』。

約2週間聴き込んだけど、何だろう。
胸の奥をキュッと締め付けられるこの感じ…。
腹の底から込み上げてくる熱さ…。
いつまでも頭にこびりついて離れないメロディー…。
肌が震えるこの感覚…。
聴けば聴くほど、emmureeというバンドが愛しくて堪らなくなる、そんなアルバム。

まず、今回のアルバムは過去にリリースされたどの音源よりも“バンド感”に満ち溢れていると思う。
小細工なしのバンド演奏で勝負している格好良さ。

何つーか最近のV系バンドは、「ただただ音圧レベルを上げてヘヴィーでラウドでデスヴォイス叫んどけば何となくダークで硬派だろ」みたいなのや「同期やストリングスアレンジやピアノ音をガンガン入れてジャジーでモダンにしとけば何となくシャレオツでモードだろ」みたいなのばっかり!!!!!
ちゃんちゃら飽き飽きなんだよそういうの!!!!!
何だよ既成概念や様式美にばっかり囚われやがって!!!!!

V系って何だ?????
ロックって何だ?????
おまいら何でバンドやってんの?????


(あ~スッキリした)

…そんな現代のV系シーンにおけるフラストレーションを覆すかのごとく、emmureeの楽曲は実にシンプルである。
原点回帰というか、初期衝動というか、バンドの生々しい躍動感を届けてくれた。

正直、音質自体はさほど宜しくない(録音レベルが低いような…気のせいか?)。
音数も少なく、リズム隊の音は極力抑えられており、Vo.想の歌とGu.ハルカの怪音ギターが強く前面に押し出されている。
バンド結成10周年を記念して出版された『幽閉された世界(10th Anniversary Book)』で垣間見せられた“絆”がとても再現されているなーと、個人的に思った。
「ああああああああああ何この仲良しバンド大好き!!!!!」みたいな!

また、前作『love letter -Dark Mania-』は、初期音源から続く“怨念や情念”が未だぐるぐると渦巻いていたような気がするんだけど、今回はそこから随分と開けた…浄化されたような。
熟れた赤い実のような灯がともる仄暗い窖(アナグラ)から一歩踏み出してみたら、眼前に空が広がった感じ(しかし青空ではなく灰色の空だったところがやっぱりemmureeらしい)。
開けたと言っても、ここ最近のライヴのラストを飾る定番曲「The Darkside Of The Moon」のように分かりやすい明るさじゃなくて、静かに、穏やかに、降り注ぐような…柔らかな優しさを凄く感じる。

全体の印象としては前作ラブレのほうがアグレッシヴかつ実験的で、今作は初期のほうに近いかも。
ミスドレインが1曲目だからかな。
2ndフルアルバムにしてベストアルバムのような構成。
リピートで尻のROSESから頭のミスドレインに繋がる感じがとても好き。

そして歌詞カードのアー写もいいですね!
フォトショ加工で誤魔化さないヨボった肌がそそる(笑)。

90年代のV系バブルが起こる以前の黒服バンド、80年代のポジパン辺りがお好きな方はどうか試しに聴いてみてください。
ネオ・ヴィジュアル系に飽きてきた方も是非。
時代錯誤感にキュンキュンするよ(笑)。
ピンブラの太鼓判を2個押しておきますので(笑)、きっと気に入って頂けるはず!


1.miss【drain】
初期に作られた楽曲が11年目にして初音源化。一発目からダウナーかつ激しい楽曲で打ち砕かれること間違いなし。拍数が非常に難解。刻まれる高速ビートに合わせてヘドバンしましょう的な。個人的に“愛、夢、希望。”の部分で逆ダイがしたい(笑)。

2.ジザスカ
2006年リリースのオムニバス『EGOIZ』収録の楽曲を再録。ライヴでもわりと頻繁に演奏されている。EGOIZ版よりイントロのギターが滑らかになり、若干力みがちだった歌が華麗になった。リズムに関してはシャッフルがタイトになったらしい。

3.灰色の空の下で
打って変わってアッパーで爽快な楽曲。雰囲気としては「絵空事の色彩」に近いが、それよりも更に突き抜けた感じ。私だったら絶対この曲をシングルカットする(笑)。

4.I hear the clocks counting down
2009年12月の単独公演にて配布。ミディアムで、今までのアンミュレよりチョピーリオトナな感じ…。メロディーもベースラインも凄く好み。サビが好き過ぎて氏ぬ…。

5.灯陰 - orange -
冒頭からエロい。想さんの声がエロい。そして歌詞が恥ずかしい。だって「kiss me ダーリン」だぜ?????kiss me ダーリン!kiss me ダーリン!kiss me ダーリン!kiss me ダーリン!(大事なことだから4回言いました)何その80's的なセンス!!!!!こんな甘く愛しい楽曲を何故表題曲にしたのかが気掛かり(笑)。イントロからアウトロまでガラッと表情を変えるところが面白い。

6.『月に溺れる蜜蜂。』
「ああッ!コレがアンミュレ!アンミュレだよね!」と納得の怪音ギターが痺れる。歌メロも随分と凝っている。全楽曲の中で最も90'sV系っぽい。個人的に音源よりライヴのほうが燃える。

7.instability
グイグイと迫り来るベース、流れるようなBメロが好き過ぎる。好き過ぎてコレ以上何も…。

8.弔
ライヴで披露されてきた新曲群の中でも特に印象深かった1曲。長い夜が明け、朝日影が広大な大地を燦々と照らすようなイメージ。どこか優しい、そして力強い。今までのemmureeにはなかった壮大な雰囲気の楽曲。もしかしたら「弔」を超える曲はもう作れないんじゃないかなと思うほど胸にきた。

9.angel's watercolor
明るくも何故か物悲しい雰囲気。この曲も歌メロの音程がめっちゃ取りにくそう。てゆうかもはやあんむれが好き過ぎて泣けてくる…。間奏部分が特に泣ける。ライヴだったら本編ラストに是非。

10.ROSES ~骨と薔薇と闇と光~
あんむれお得意の三拍子が入り乱れた耽美かつダークなキラーチューン。21世紀のご時世に「ROSES~骨と薔薇と闇と光~」。このタイトル想さんってばデ●ンジェ大好きだよな!みたいな!流石ロクメー30thイベント第2夜に参戦した男ッーーーーー!あああああもう想さん大好きまいしてう!(笑)


そんなわけで、emmuree『灯陰』、V的なお店の店頭で絶賛発売中!
もちろんオフィシャルサイトで通販可能!(送料込みでナント3000円のお値打ち価格!)
ちょっとでも気になった方は手に取ってみてください!

取り扱い店舗
・札幌GURUGURU
・新潟RISKY DRUG STORE
・仙台little HEARTS.
・池袋Brand X
・新宿自主盤倶楽部
・渋谷ZEAL LINK
・closet child各店
・Like an Edison各店

◆emmuree official web site
http://www.digitalbrains.net/emmuree/

◆emmuree official myspace
http://www.myspace.com/emmureejapan


太鼓判 太鼓判


試聴用にようつべ動画も貼っておく↓


emmuree

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