ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

emmuree『白昼のパラドックス/白妙唇』 

2002年4月リリースのデモテープ音源を再録したもの(2008年6月配布・廃盤)。


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1.白昼のパラドックス
静と動が活きた、これぞ“ザ†アンミュレサウンド”。
歪んだギターに、毒々しく捲し立てるようなヴォーカル、変則的に暗黒を刻むリズム隊。
薄暗い地下室で激しく暴れたかと思いきや、清閑な時間を描き、最後は壮大な広がりを見せる。
冒頭からラストまで、どんどん変調していく複雑な構成の曲。
それなのに一貫した流れがスムーズで全くガチャガチャしていない。
アンミュレならではのプログレ的アプローチが滅茶苦茶格好良いです。
デモテープver.では、冒頭にV系らしいボソボソとした語りが入っています。

2.白妙唇
タイトルは「しろたえくちびる」と読むそうです。
「白昼の~」から自然に繋がるように収録されている。
この曲は再録で物凄く化けたと思う。
痛々しくも高らかに歌い上げられ、闇を揺蕩う魂を包み込むようなスローナンバー。
荘厳かつノスタルジックな旋律に、和太鼓を彷彿させるドラム。
まるで弔いの儀式のような雰囲気を持つ曲。
「白妙」は、「白布」「白色」「白妙菊」、そして枕詞「白妙の」という意味があり、やはりどこか日本的なものを感じます。


アンミュレの白い部分と黒い部分を抽出したような音源かもしれません。

いずれもライヴでの演奏頻度は低いです。
音源もレアなので聴けたらラッキーみたいな。
しかし、この配布音源の完成度が異常に高いので、このまま埋もれさせておくにはあまりにも惜しい。

折角だから正式音源化してもっと演奏して頂きたいのだが…(笑)。


太鼓判

emmuree

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