ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

【2011】KYOKUTOU GIRL FRIEND『SINGLES』【名盤】 

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KYOKUTOU GIRL FRIEND best album
『SINGLES』

【収録曲】
●Disk-1(2008-2009)
01.未遂
02.俺の彼女はリストカッター
03.国境の花嫁
04.堕落論
05.噛みついて離れない
06.この人生はフィクションです
07.禁忌
08.アルケミー
09.ゲルニカに噤む
10.拝啓、売国奴の皆様 靖國の空が哭いています
11.未遂─UNPLUGGED─

●Disk-2(2010-2011)
01.食物連鎖
02.ゲルニカに噤む─UNPLUGGED─
03.セックス
04.噛みついて離れない─UNPLUGGED─
05.エクスタシー
06.家出少女のように
07.スロウ、ダンス
08.副作用
09.プラットホーム
10.告別
11.乱脈
12.樹海(バラッド)


去る7/29に解散したインディーズシーンの最右翼、「不謹慎なカリスマ」。
過去にリリースされた計7枚のシングル(会場限定盤含む)全収録曲を完全網羅、最新リマスタリングを施した2枚組ベストアルバム。

自分はコツコツとシングルを集めていたので「必要ないかな…」と思いつつ初CD化の「樹海(バラッド)」1曲のために結局購入してしまった。
twitterでも話題になったけど、各ショップの特典商法が今風のバンドと何ら変わりないのに硬派なイメージを貫いていて、しかも格好良く見えるのはズルイと思う(笑)。

DEEPやZI:KILLなど、V系黎明期のバンドを彷彿させる音楽性。
現時代では稀有な存在として注目していたこのバンド。

毒を孕み、反骨精神に溢れた歌詞。
しゃがれたシャウト。
軽快なリズムに絡み合う、哀愁漂うエモーショナルなギター。
鮮やかに彩られた恍惚。
乾いた空気を纏うロックンロール。
路地裏の不良たちを彷彿させる泥臭さ。

バンドサウンドのみのシンプルな構成にも関わらず、一分の隙もない。
掲げているテーマはパンキッシュなのに、音源はとても几帳面かつ丁寧に作られているのが好印象。
アートワークを含め、音も職人気質と言うか。

解散の悲壮感など全く感じさせないクールな音源。
『エクスタシー』収録の「スロウ、ダンス」が、唯一ラストの寂しさを匂わせる。

『副作用』の初回生産分にボーナストラックとして正式音源化されていた「乱脈」、既存曲を更に渋く調理したアンプラグドver.もしっかりと収録され、これまで気になってはいたものの活動を追い切れていなかった方に激しくオススメしたいシングルコレクション。
かなりのボリュームでお値段以上の価値はあるかと。
一見、突き放しているような雰囲気でいて、ファンには堪らないコレクターズアイテムを作るのが上手いバンドだったと思います。

2010年にリリースされたフルアルバム『勝手にしやがれ』などを含め、現在進行形で「格好良い」と語り継いでいきたいバンドです。

◆KYOKUTOU GIRL FRIEND official web site
http://www.kyokutou.org/


太鼓判 太鼓判

KYOKUTOU_GIRL_FRIEND

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