ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

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【2012】Angelo『Calvary』【名盤】 

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Angelo

曲名リスト
1. Calvary
2. SEVEN DEADLY SINS

1. Calvary (Music Clip)
2. Calvary (Making)

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CalvaryCalvary
Angelo

曲名リスト
1. Calvary
2. SEVEN DEADLY SINS
3. Forbidden Fruit

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Calvary - Single - Angelo


Karyu(ex.D'espairsRay)&ギル(ex.ヴィドール)が加入し、五人体制となった新生Angeloによる初のシングル。

新約聖書においてイエス・キ†ストが十字架に磔にされたとされるゴルゴタの丘「Calvary」、傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲といった七つの大罪を意味する「SEVEN DEADLY SINS」、旧約聖書の『創世記』で描かれるアダムとイブが口にした禁断の果実「Forbidden Fruit」。

ここへきて聖書をモチーフにしたベッタベタのコンセプトを提示してきたのがいかにもキリトらしくて、歌詞カードを読みながら笑みを浮かべずにはいられなかった。
間違いなく傑作。
予想を遥かに超える完成度で度肝を抜かれた。
キリトのディスコグラフィー上、最もヴィジュアル系らしい作品に仕上がっており、更なる新境地を切り開いている。
全く新しいバンドなのに、どこか懐かしい。
ゼロへの回帰。
単純に3曲のクオリティーが高いだけでなく、個々の音のせめぎ合いやバンドの息遣いがグイグイと迫り来るシングル。

例えるなら、1998年に初めて「トリカゴ」を聴いたときのフレッシュさ・勢い・興奮に凄く似ていて、動悸が止まらなかった。
Screen』からのインディーズラスト、メジャーデビューからの『クリア・スカイ』、その流れで過剰に期待してしまった、当時私が求めていた方向性へようやく辿り付いたと言うか。
V系っぽく表現するなら、巡り巡って過去と現在がやっとリンクした感じ…。
昔から似たようなポップバラードが続く度「てめーヴィジュアル系だろがっ」ってぶん殴りたくなっていたけど(大袈裟な笑)、今回の新譜は一切文句なし。
心の中で思わずガッツポーズをしてしまう位、恐れ入りました。

フルアルバム『BABEL』では、まだまだ手探り状態だったツインギターの持ち味が全面に押し出されている。
今までのキリト曲だけでは絶対にありえなかった、発想できなかったであろうフレーズが上手く絡み合い、聴く度にのめり込んでいく。
また、自分以外の曲に慣れてきたのか、以前は危ういピッチだった歌もだいぶ安定したように思う。
ライヴツアーで培った確かなグルーヴ。

表題曲のKaryu曲「Calvary」は、ロック色が強くドラマティック。
シンセサイザーによるダークでゴシックな雰囲気が印象的。
私はずっとずっとこういう曲にのった彼の歌が聴きたかった。
キリト曲「SEVEN DEADLY SINS」は、ヘドバン必至のイントロと、メロディアスで駆け抜けるような疾走感が持ち味。
個人的には、(久々の)KOHTA曲「Forbidden Fruit」が特にお気に入り。
思わず折り畳みを繰り返したくなるヘヴィーなイントロ、壮大に広がっていく伸びやかなサビ、ここぞとばかりにブイブイと主張するベース、ゴリゴリのリフが堪らない。

前作『BABEL』は、PIERROTの1stアルバム『FINALE』の世界観を彷彿させたけど、今回はPIERROTのインディーズフルアルバム『パンドラの匣』の流れでメジャーデビューしていたらこうなったかなあ…という佇まいのシングル。

PIERROTにハマって実に14年の時が経つが、Angeloで、ここまで新鮮な気持ちを味わえていることに幸福すら感じる。
PIERROTがメジャーへ行ってから聴いていないとか、移籍してから聴いていないとか、Angeloは途中でアガってしまったという方々にも是非聴いて欲しい。
もちろん、D'espairsRayやヴィドールのファンだった方にも、これまで彼らの音楽に触れたことのなかった方にも。

例えスタートラインが違っても、全く別の個性を持っていても、目指すところ…辿り着くところはきっと「あの丘」なんだろうなあ…と思わせてくれる彼らは、類稀なストーリーテラーなのかもしれない。

◆Angelo official web site
http://angeloweb.jp/index.php

◆Angelo Vifインタビュー
http://vif-music.com/pickup/angelo/


太鼓判 太鼓判

Angelo

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