ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

【ネオV発掘コーナー 003】MEJIBRAY『Emotional【KARMA】』【2012迷盤】 




近頃twitterを中心に界隈の話題を掻っ攫っていた、MEJIBRAYによる1stフルアルバム。

初回限定盤より曲数が多いという理由で通常盤を注文したらジャケットのデザインが妙にカオスで前衛的…(目に痛い…)。
アートワークの印象が強烈過ぎてなかなか楽曲の世界観に入り込めませんでした。
てゆうか至極主観的視点から言わせて頂くと、タイトルが『Emotional【KARMA】』のクセにエモーショナルさが足りない(笑)。
だけど癖がある。

表題曲である「カルマ-瓦礫のマンティコーラース」(シングルver.に比べ無駄に名曲感を演出している)をはじめ、懐古的なメロディーライン、思わず口ずさみたくなるキャッチーなサビ、ヴォイヴォイシャウト・ピロピロギターソロ・自己に問いかけるような独白などがふんだんに盛り込まれ、まさに「ヴィジュアル系らしさ+ツッコミ甲斐」=業〜カルマ〜を背負ったアルバム。
どこかファミレスみたいな…。

ダークな雰囲気を醸し出すイントロと「落ちた〜↓」しか繰り返さないサビが印象的な「Fell to the HEAVEN」で幕を開け、「これでもか!」という勢いで飛び出してくる楽曲たち。
ネオ・ヴィジュアル系において、お洒落感を演出するのに定番となったジャズ・テクノ・ヒップホップテイストは皆無、ひたすらV系の王道を貫こうとする姿勢が最大の魅力です(デジタルサウンドは取り入れているけど)。
お世辞にも上手いとは言い難いVo.の歌唱力を含め、往年のヴィジュアル系(ジャリバン)に通じる何かを感じる…。

しかしこのアルバム、5曲位削れたような気がするのは私だけだろうか…。
何度か聴いてみてもラストの「KILLING ME」へ辿り着く前に挫折したくなる。
いつも中盤で「そろそろラストですよね〜…アレ、まだ終わらない…」と思ってしまうクドさ?
一曲一曲は疾走感があってわりと耳馴染みが良いんだけど…。
多分コレは同じ単語の繰り返しと、ほぼ10分もある抑揚のない壮大なバラード「Anemone」のせいかと…(ダレるので聴き込むのに時間と気力を要する…)。
個人的には「Wrath of God」「偽りの仮面/じさつのうた」みたいな軽快な曲のほうが好みですね。
無理に最初から最後まで通して聴くよりは、ランダムで流したほうが楽しいアルバム。

自分の名盤セレクト基準には入らないんだけど、この音源を聴いていると妙にヴィジュアル系のライヴを思い出すのね。
ヴィジュアル系のライヴへ行きたくなる。
それだけで合格点でしょう。
華やかなギタープレイと独特のヴィジュアルセンスはまだまだ伸び代があると思うので今後に期待。

ニヤニヤしながら音源感想を書いているうちにだんだん『Emotional【KARMA】』が好きになってきちゃったもんね。
楽しいねコレ(笑)。
やっぱりこのアルバム、無理に頭から尻まで通して聴こうとしないほうがいいわ。
バラードを飛ばしてランダムで聴けばテンション上がってくるぞ~。

【余談】
V系テストの答案用紙に例えると、でぃおーらさんの解答は優等生的で小奇麗にまとまり過ぎていて通信簿に「協調性がある」と書かれそうな感じ。
逆にめじぶれいさんの解答はひねり過ぎてペケ貰っちゃうよーな(笑)。
でもどっちの音源も好きですよオバンギャ的に。
近年のインディーズは音質が良くて羨ましい。

◆MEJIBRAY official web site
http://www.mejibray.com/



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