ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

emmuree 全国 “幽閉” TOUR FINAL 単独公演『【acute sense.】』@渋谷O-WEST 

完全に幽閉されました。


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2012.06.17


emmureeはフランス語で「閉じ込められます」=「幽閉」という意味らしい。

さて、幽閉とは一体何だったのか…。
アンミュレがずっと提示してきた「幽閉された世界」。

以前、『彼らの歌詞と曲とヴィジュアルとステージをトータルで捉えると、まるで「侘び寂びの効いたフランス映画」みたい。薄ぼんやりとした白黒映画の画面のよう。それでいて強く印象に残る』と書いたことがある。
記憶に残るモノクロームの景色。
「これまで目にしてきたステージは幻だったのだろうか」と思うほどに、今回WESTで見たステージはしっかりと色付いていた。
生々しくも鮮やかで、輪郭がハッキリと縁取られている。
2011年のWEST初単独で伝わってきた緊張感とはまた違う、ビリビリとした空気。
それでいて、物凄く心地良い。

昨年から小出しに演奏されてきた新曲は全く演奏せず、3月にリリースされたベスト盤『e´【acute】』を基軸にした集大成的なライヴ。

開演前、自然と起きた柔らかな拍手に包まれながら、SE「絶望を奏でる古時計、灰色のピアノ」で幕を開ける。
「an「acute」」「真実の雨」「バレリーナ」「棘と罰」「月に溺れる蜜蜂」…と、ダークかつアグレッシヴな楽曲群で畳み掛けるように攻め立てられた序盤。
一転して、「絵空事の色彩」からはミディアムナンバーが続く。
「春想う、色彩よ。」をはじめ、どの楽曲も想さんの声の伸びが大変素晴らしく、音の一粒一粒が高い天井へと吸い込まれていった。
「灯陰-orange-」「熱帯夜」で微睡むような、セクシーな妖艶さを醸し出したかと思いきや、軽快なリズムのロックナンバー「Story In Heaven」から少し様子が変わった。
想さんが自らハンズクラップを要求している。
以前にもこんな光景を目にしたことはあるが、全く定着しないまま掻き消えてしまった。
それがもう一度、ここで。
少し戸惑いながらも応じるファンとの絶妙な距離。
私はずっと、この距離がもっと近付けばいいと思っていた。
「ジザスカ」「葬列とxxx」「頽廃ロォマンス」と徐々に激しさを増していき、一息ついたところで演奏される壮大なバラード「Lovers-ラヴァ-ズ-」、アンミュレの持つ優しさや力強さに満ちた「白い花」。
そして、想さんが「ベストには収録されていないベストを、2曲」と話して「手紙」「楽園」。
眩い照明に映し出されたシルエットが、ホントに格好良かった。

私は2007年から40回ほどアンミュレのライヴを見てきたが、やっぱりどのライヴも全く印象が違う。
今回の単独はあまり身構えずに見たけど、そんな自分のコンディションと合っていたかも。
相変わらず聴かせるところは聴かせるんだけど、迫り来る怖さは全然なくて、どこかリラックスしているのにバンドのパワーがあって。
想さんの声もバンドの状態もベストコンディションで、凄まじい充足感があった。

もはや暗黒系ではない、鳥肌の立つようなロックバンド。

想さんがMCで「もっと感慨深くなるかな…と思いきやそうでもなかった(笑)」と言っていたのと同じような気持ち。
ギリギリ感を突破したというか…「一個乗り越えるとこうなるんだ」って、ひたすら感心している。
サラッと「我々も大袈裟に感慨深くしたいわけではなく…これから先も楽しくライヴを演れたらいい」と言っていたのが、今の自分にしっくりきた。

あんむれがここまでホームになるなんて…。
私にとってお兄ちゃんやまこさまは偶像だけど、あんむれは生身の人間だな~って思う(物販で会えるからという意味ではなく笑)。
バンドと時間軸が近いのかもしれない。

日想記に綴られた想さんの気持ちがLinkする…†
ありがとう…。

アンミュレ初の全国主催ツアー、地方を細かく回るのってバンド側も相当大変だったと思うんですよ…。
ファンの願いを叶えてくれてホントにありがとう…。

単独後、友人・知人たちが口を揃えて「ロヴェ…ロヴェ…」と言っていてロヴェ集団感染…†
そうか…「幽閉完了」とは「ロヴェ〜愛〜に閉じ込められる」という意味だったのか…。

アンミュレはまだまだ前に進むバンド。
今回のライヴが、待望のライヴ盤として蘇る予定です。
このレポを読んでくださったみなさまに、是非聴いて頂きたい。

「幽閉された世界へようこそ。心ゆくまで、ご賞味ください」


・てゆうか最近煽り系の五人バンドばっかり見ていたから改めて「ステージに人が少ない…!」って思った(笑)。「誰も絡まねえええええ」って(笑)。淡々としたライヴは見慣れていたはずなのに…†

・ストロベリーでまさかのコール&レスポンス!(マイクを客席に向け、歌わせるという試みが!)頽廃やグレイノートも、想さんが客席に反応を求める感じ…前よりも様になっていたよ。まだ多少ぎこちないけど(笑)。私はこんな一体感も良いと思うよ。今のアンミュレならアリだと思う。

・『最後の曲、俺たちからの愛を込めて…ラブレター』のタイトルコールとゆっきーのカウントが合っていなくてちょっとハラハラした(笑)。でもちゃんと最後までやり切る姿がカコイイ。

・今の私には「行けるうちに行かなきゃ」という強迫観念はなくなったわ。2012年上半期、自分にとって重要なライヴをクリアしてきた果てのライヴがアンミュレで良かった。暫く遠征はせず仙ギャおばさんに戻ります。あんむれ下半期の活動スケジュール、西日本が多いの凄く良いと思う。名古屋・大阪のファンをがっつり掴んできて!仙台は晩秋辺りに来てくれればいいから!(希望)

・最近のアンミュレは例えるなら「暫く会っていなくても会えば自然と会話が弾むマブダチ」みたいなもんだと勝手に思っている。暫く仙台へ来ないのも丁度いい。背中を押しながら「名阪頑張ってこいや〜」って気持ち。

・アンコール終了後、前回同様スクリーンで数々の告知。ライヴ中より歓声に沸くムラーたち…†
 「emmuree is not dead.」「furuete mate.」

・WEST会場の告知で「あんむれライヴ盤キタ━(゚∀゚)━!」と思いきや「んで、いつのライヴ収録するの?」と素で思ったムラーは私です…。普通に考えて今回のWESTだろ…。個人的に自分が行ったあんむれライヴのセトリは全てベストなんで…どれが収録されてもOK…みたいな…願わくば高崎単独で演ったロザリオがもう一度聴きたいよね…。

・そろそろ新曲をガンガン聴きたいわ。むしろ新曲だけのライヴがあってもいい位。新たな刺激が欲しい。

・もはや暗黒系ではないとはいえ、どのライヴより脚が痛い(笑)。まさに耐久レース…†

・「ユキー!?」と、ドラムだけメンバーコールされる稀有なバンド…† 想さんたちも名前呼んで欲しい?

・終演後、白木屋でご一緒したムラーのみなさまもありがとうございました!最高に楽しかったです!(笑)


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▲待望の再販(白ver.)。むれっとティッシュはまとめ買い推奨…†
 ライヴ後の居酒屋で…夏の遠征時に…はたまたテーブルにこぼした醤油を拭くために大活躍…†
 6の日限定ストラッピも既に持っているが購入…†
SE『絶望を奏でる古時計、灰色のピアノ』

・an「acute」
・真実の雨
・バレリーナ
・棘と罰
・月に溺れる蜜蜂
・絵空事の色彩
・春想う、色彩よ。
・I hear the clocks counting down
・灯陰-orange-
・熱帯夜
・story in heaven
・ジザスカ
・葬列とxxx
・頽廃ロォマンス
・lovers-ラヴァーズ-
・白い花
・手紙
・楽園

en.1
・慈愛の羽根
・四月ノ雨ト…散ル…華ニ…
・ROSES -骨と薔薇と闇と光-

en.2
・strawberry
・Gray Note Freak Show
・the darkside of the moon

en.3
・ラブレター

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