ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

【ヴォイヴォイ+メロディアス】名古屋ラウド系 

本日はヴィジュアルシーンにおける一つのジャンルと言っても過言ではない「名古屋ラウド系」のお話をしたいと思います。

(※「音楽にジャンルも国境もねーんだよ!」って考えの方もいらっしゃるかと思いますが、お話をする上ではジャンル分けしたほうが便利な場合もあります)

まず、私が勝手に考えた「名古屋ラウド系」の定義。

【名古屋ラウド系】
DEATHGAZE・lynch.辺りから派生した音楽性を勝手に括ってみた。全体的にヘヴィー、デスボ多用、ダウンチューニング、懐古的クリーントーン、ナルシスティックな泣きのバラード、ディルほど重くない世界観、鋲付き革ジャン、目の周りが黒い、目を見開く、MC少なめ、煽り、拳、V系に括られない活動を目指す。大体そんな感じなら名古屋出身じゃなくても「名古屋ラウド系」。

一時期似たような感じのフォロワーバンドが増殖したと思うんですけど、現在はどうなんですかね?

そんな「名古屋ラウド系」の礎を築いたと言っても過言ではないDEATHGAZE・lynch.の名盤がコチラ↓


DEATHGAZE『AWAKE-evoke the urge-』
AWAKE-evoke the urge-

lynch.『THE AVOIDED SUN』



改めて彼らの音源を聴いてみて。
「名古屋ラウド系」の祖は彼らだけど、現在は両バンドとも違う方角へ向いているのが面白い(そもそもlynch.のVo.葉月は元々DEATHGAZEで歌っていました)。
例えるなら、DEATHGAZEは「特濃ソース」、lynch.は「ウスターソース」。

そんな2バンドの共通点は歌メロがクサい(誉めています)。







この歌メロのクサさは誇って良いと思うんですよ。
日本人の好きなメロディーだもの。

やっぱり私はヴォイヴォイよりもメロディアスな曲のほうが好き。
ヴィジュアル面ではいくらメイクを落としても、ギターの音を聴くと「ああ、ヴィジュアル系だなあ」って思う。

(※ヴォイヴォイギャウギャウ~みたいなバンドって昔は好みじゃなかったけど、デスゲとリンチのお陰でだいぶ耐性ついたと思う(笑)。クリーントーン+クサメロ皆無の曲は今でもそれほど好まないが)

しかし、遅れ馳せながら今年リリースされたlynch.の新譜『INFERIORITY COMPLEX』を聴いてみて、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
相変わらずメロディアスだけど、全体的に楽器隊の音が引っ込み過ぎているのが気になる。
あと、煽り文で“史上最速”とか言わなきゃ良かったのにって…(言うほど激しくないし笑)。

個人的には大のお気に入りなので、今年の名盤入りを果たしたDEATHGAZE『CREATURE』も、次回作への課題点がある。


lynch.『INFERIORITY COMPLEX』
INFERIORITY COMPLEX(初回限定盤)(DVD付)

DEATHGAZE『CREATURE』



どっちもいいアルバムだと思うけど、客観的に見ると「NÜ BITCHES ARE BORN.」のファラさんと大体同じ意見なのでレビューを貼っておきます。

■lynch.「INFERIORITY COMPLEX」
■DEATHGAZE「CREATURE」

個人的にはもっともっと想定外の音が聴きたいというか。
それなりにこのジャンルを聴いてきたせいか、メロディー展開のパターンが大体読めちゃうのが勿体ない。
慣れ切った懐古的なメロディーは安心感があるけど、ベタ過ぎて新鮮な驚きはない(この手の音楽性が飽和状態ってのもあると思うが)。

デスゲはライヴで聴いてぶあああああってなるし、暫く見ていないリンチも多分成長していると思うんだけど、音源でもう一段階上に行って欲しい。

話は逸れましたが、「名古屋ラウド系」の進化をこれからもひっそりと見守りたいと思います。

オマケに「名古屋ラウド系」が好きそうな方へオススメのバンドをご紹介。



▲新生Sel'mはVo.のシャウトや歌い回しが若干葉月に似ているような気がするが、フレッシュで良い。
 「名古屋ラウド系」よりどこかカラッとしている。


▲東京進出が決まっている福岡のCat fisT
 一度ライヴを拝見させて頂きましたが、スタイリッシュなイケメン5人組でこれから売れて来そうな予感。

◆Lament. official myspace
http://www.myspace.com/lamentofficial
▲東京を拠点に活動しているLament.
 雰囲気は暗黒系寄りだが、デスボシャウトを使用し、歌い回しがガチで初期ROUAGEのKAZUSHIなので是非聴いてみてください。

Comment

Add your comment