ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

【シリーズ】deadman『聖者ノ行進』【deadmanを振り返る】 

聖者ノ行進


【収録曲】
1.this day.this rain.
2.聖者ノ行進


2005年3月9日リリース作品。

いずれも2ndフルアルバム『in the direction of sunrise and night light』で再録されていますが、シングルのほうが歌を前面に押し出している。

雨降りの向日葵』『℃(ディグリーズ・センティグレード)』から地続きの世界観(『701125』は番外編のような立ち位置だと思います)。
リリース当時、ヴィジュアルシーンへ台頭してきたラウドロック・モダンヘヴィネスとは一線を画すスタイルは相変わらず。

初めて「this day.this rain.」を聴いたとき、「deadmanが大人になった!」という印象を受けました。
ただ暗いだけではない。
まるで、ほろ苦い珈琲のような味わい。
深淵へ沈んでいく歌い出し、淡々と紡がれる悲哀、叙情的に広がる景色。
愛する人への想い、無様な姿、葛藤…。
そんなテーマが込められた曲。
アウトロでの急展開・疾走感は、現在のaieの音作りにかなり近くなったと思います。

「聖者ノ行進」は、deadmanの中で最も「シングルらしい」曲。
満を持して登場した、切なくも至極明るいトーンの曲調。
ポップでコミカルな表情を見せつつも、人間の本質を突く歌詞。
祝福の鐘のごとく鳴り響くギターの音色。
心の闇を、そっと優しく照らす灯火のような温かさ。

まさに、この時期のdeadmanを象徴するような2曲。

演技・演出から小道具まで、凝りに凝りまくったPVは今でも色褪せません。
ちなみに、「this day.this rain.」の撮影場所は茨城県の某研究所跡らしい。
撮影前日に大雪が振り、あの美しく広大な雪原風景を撮ることができたそうです。
ラストライヴを収録したDVD『endroll』に付属しているので、綺麗な映像を見てみたい方は是非入手してください。

この作品を最後に、Ba.Takamasaは脱退。







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▲最初はツアー『misery loved company』の東名阪3会場でPV収録DVDが販売されました。


太鼓判

deadman

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