ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【2013】amber gris『AROUND CHILDREN』【名盤】 

B009XDRBC0AROUND CHILDREN<初回版>
amber gris
an griffon 2013-02-27

by G-Tools

B009XDRB4SAROUND CHILDREN<通常版>
amber gris
an griffon 2013-02-27

by G-Tools



amber grisによる2枚目のフルアルバム。
DVD付きの初回限定版には、「bright or blind」のMusicClipが収録されています。

瞼に映る「情景」を共有する作品だった前作『pomander』(2011年)に比べ、本作は生々しい人間性を描いている。
大人も子供も「チルドレン」として在る。
「全ては神の下で等しくこども」。
それが『AROUND CHILDREN』の世界だ。

人の内面に潜む弱さ・強さ、この世に生きる哀しみ・喜び。
淋しくて痛くて残酷だけど些細な幸せが混在する世界。

物語を紡ぐように奏でられる優しく暖かい音と、どこまでも透明で伸びやかな歌声。
精一杯の「生」。
それは「こどもたち」の叫び。

私は、この作品を掲示してきた彼らの姿がとても眩しく、触れるのが怖いほどだった。
もう手の届かなくなってしまったネバーランドのようで。

『pomander』の時点では、物語を客観的に俯瞰する詩人のようだったバンド。
今は、世知辛いヒト社会に負けぬよう足掻くピーターパンのように思える。

颯爽とアルバムの幕を開ける「Fragile」、アッパーチューンの3rdシングル「bright or blind」、唯一激しめの「グランギニョル」など、ライヴで盛り上がりそうな曲はあるものの、全体的にはミドルテンポの曲が多く、ヴィジュアル系に慣れていない方でも聴きやすいロックアルバム。
聴くほどに味わい深い作品です。

ただ、アルバム全体は綺麗にまとまっているけど、私としてはもう少し驚きが欲しかったかな。
作品のリリース後、会場・通販限定シングル『CHILDREN+』が発売されているのだが、個人的にはディスク一枚に収めて欲しかったというのが本音(※シングルは初回版の箱に収まる仕様)。
でも、このまどろっこしさが往年のヴィジュアル系っぽくて良いのかもしれません(笑)。


amber_gris

Comment

Add your comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。