ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

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【既読者向け】梶本レイカ『コオリオニ』感想追記 

毎日毎日、私が一つのBL作品について考えているなんて近年稀に見る事態!!!!!
“BL(ボーイズラブ)”というジャンルがメジャーになり、本屋に平積みされる昨今だが、自分のツボにハマる作品は殆ど無く。
「よしながふみはBLだけ描いていれば良かった…」「2000年前後の小野塚カホリは良かった…」「中村明日美子は初期の毒気が薄れてしまった…」と大いなる懐古厨と成り果てていました。

そこへ突如として現れた『コオリオニ』という怪物。
ひとつ一つのセリフ回しが秀逸であり、読者を物語の世界へグイグイと引っ張っていく力がある。
読み終えた後も登場人物たちの表情やシーンが頭に焼き付いて離れない。

泣ける。
泣ける泣ける。
何度読み返しても泣ける…。
最初は佐伯さんの番外編「コオリの女王」で泣いたけど、本編ラストと番外編の「ロングキス フローズンナイト」がマジで泣ける。
架空の人物の人生を思ってここまで泣けるとは…。

「ロングキス フローズンナイト」で描かれる後日談。
南の島での甘い蜜月。
描かれる2人の欠損部分が治っている?(ああ、でもまじまじと見ると治っていないような…)
本編ラストで撃たれ海に沈んだはずの沖置が何故…?

素晴らしいカーテンコール。

主人公の彼らは、現実世界では許されざる罪を犯した。
だからこそ、せめて地獄では愛する者と一緒に。

コレは、八敷が見た夢か幻か。
読者によって捉え方や余韻が変わるラスト。

コレは、ホントにホントに美しいBLの王道!!!!!
この美しさはBLだからこそ表現可能なものだと、個人的には思います。

週刊誌の『SPA!』で取り上げられて以来、ノワールものとして男性の方々にも好評らしいのだが、殿方同士のアレは大丈夫なのだろうか…(私は男女、男男、女女、作品さえ良けりゃ何でも読めるけど…)。

腐女子はもちろん、BL耐性の無かった殿方の感想も興味深く漁っております。


4865891447コオリオニ(上) (BABYコミックス)
梶本レイカ
ふゅーじょんぷろだくと 2016-02-24

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4865891455コオリオニ(下) (BABYコミックス)
梶本レイカ
ふゅーじょんぷろだくと 2016-02-24

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