ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味(心は現役)のバンギャルブログ。

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【2018】emmuree『lightless.』【名盤】 

lightless.lightless.
emmuree

曲名リスト
1. lightless -僕の夢-
2. lightless -鈍い、闇。-
3. 八月の雨
4. brand new world
5. Red.
6. tonight -星降る月夜に-
7. circus
8. 消滅、崩壊、自我、支離滅裂。
9. 無色透明
10. 朧げに、猶予う。

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【遮断された光、無色透明な世界。
 幅広い音楽性でDarkというテーマに向き合った今作。
 然し乍らDarkという一言では表せない「lightless」の世界を。
 唯一の光は、その心に。(Amazonより)】


Vo.想、Gt.ハルカ、Ba.朋、support Dr.yas。
2019年に結成20周年(!)を迎えるアンミュレ、約2年半振りとなる5thフルアルバム。

震えて待っていました。
メンバーチェンジ後としては初、超待望のフルアルバム!
今回、音質が格段に良くなった!

コレだよコレ!
この感じだよ!
初聴きの時点で頭を抱えるほど、良い……………。
ネットやフリーペーパーのインタビューで「原点回帰」と言っていたのも頷ける。
全体的なクオリティーの高さ…20周年へ向けての気合いを感じる…。
既存曲はライヴで徐々に進化してきたし、これまでの作品だってモチロン思い入れは強いけど、この『lightless.』は、CDを聴いただけでスゴイことになっている…吐きそう…。
格好良過ぎて思わず笑いが込み上げる。

アンミュレは基本的にダークなバンドだけど、個々のメンバーの音楽性がとても幅広いので、これまでのアルバムだったら突き抜けて明るい曲がアルバムに入っていたりするのですが(strawberry、灰色の空の下で、Christmas Eve に生まれた古時計、etc.)。

今回は、そういうのが、一切無い。

(私はアンミュレの明るい曲も好きだし、むしろ明るければ明るいほど切なさが込み上げて泣きたくなるんだけど)

この作品では、相当【ダーク】という原点に回帰したのか、極端にポップな曲は皆無です。
敢えてキャッチーな曲を入れないことで、アルバム全体が引き締まっている。
漆黒の緊張感。

ただ、本人達も言うように、ただ単に暗いだけでなく、光がある。

そっと目を閉じた時に薄っすらと感じる光の気配。
洞穴から出た時に射し込む強い光。

暗闇があるからこその光を感じる。

アンミュレのライヴは最強だけど、音源だと伝わりにくかった部分が、『lightless.』からはガンガン伝わってくるよ!
また、長い歴史を持つバンドが、この先も続くのだろうか…という漠然とした不安。
そういう要素を、全て吹き飛ばすかのような力強さがあるな…。

これまで「アンミュレのオススメ教えて?」と聞かれると、アルバムによってカラーがだいぶ異なるし、好き嫌いも別れると思うし、ベスト盤は完全なるベストでは無いし(リリースされたのが既に10年前なので)、配布も沢山あるし、どれをオススメしようか結構迷ったんですよね、
好きな曲も、ライヴでの定番曲も多いし。

でも、これからはハッキリと「アンミュレ初めての一枚は『lightless.』」って、太鼓判押せます。

そしてドラムの音が最高に良い!
アンミュレの個性をしっかりと受け止めつつ、楽曲の良さを十二分に活かしている。
私はyasさんのドラムが好きです。
現在のアンミュレにとても合っていると思う。

10年前、20年前、アンミュレを聴いていた人、ライヴを見ていた人、離れてしまった人は、もう一度アンミュレを聴こう…。
昔の音源を聴いて、いまいちピンとこなかった人にも聴いて欲しい。
全く触れたことの無い人にも。

例えば、BUCK-TICK、D’ERLANGER、ZI:KILL、MORRIE…。
80年代〜90年代にかけてキッズを魅了してきたバンド。
そして、往年の名古屋系バンド(Laputa、ROUAGE、Merry Go Round、deadman)などが好きだった方にも強く推したい。

また、こういった所謂「ヴィジュアル系」というカテゴリーに括られる傾向にある音楽を聴いてこなかった方にも、是非手に取って頂きたい。

平成最後の夏、自信をもってオススメできる最高の一枚に仕上がっています。


◆lightless -僕の夢-
1曲目の時点で、既に最高傑作の予感。
「ここは夜の墓場さ」
まず、初っ端から風格が違う。
これまでと一線を画する、悠々たる雰囲気。
まるで、暗闇の中で“夜の王”が語りかけるような…フェアリーテイルの始まり。
現実世界を離れ、非現実の世界へ。
夢の中へ誘う、そんな幕開け。

◆lightless -鈍い、闇。-
続いて、畳み掛けるように鳴り響くのは、現時点での代表曲。
「怖い 暗い 何も 見えない」
闇を切り裂くようなギターの音。
以前、配信等でリリースされていたものと比較すると、圧倒的にクオリティーが上がっていて心底驚く。
身慄いするほどのライヴ感。
アンミュレのリアルな「現在」を、これでもかというくらい感じる。

◆八月の雨
アンミュレならではの「侘び寂び」、日本独特のジットリとした湿度。
「鳴り止まない蝉時雨」
うだるような暑さの中にも、どこか「涼」を感じさせる夏の曲。
ドラマティックな展開の中で、想さんの成熟した歌の旨さを堪能できる。

◆brand new world
こちらも配布ver.と大きく印象が変わった曲。
「さぁ選べ 生か 死か」
今回のアルバムは一貫して【ダーク】というコンセプトを掲げているが、その中では比較的、外向きというか…闇を纏いながらも光の渦へ手を伸ばすような曲。
アルバムの中での立ち入りも秀逸です。

◆Red.
シングルの時点で大好きだった曲。これぞ【emmuree節】!
「然れども愛だけが全て」
ライヴ感が増したものの、テンポが早くなり過ぎることなく丁度良い。
ステージで演奏している光景が頭に浮かぶほど。

◆tonight -星降る月夜に-
アンミュレ新境地。
「君は夢の途中」
歌謡ベースのボーカルと、楽器隊によるスリリングな展開がクセなる。
まるでサスペンスドラマかミステリー小説…映画のエンドロールを彷彿させる曲。

◆circus
実はアンミュレでは珍しい、潔いほどストレートなダーク・ハード・メロディアス。
「弧を描いて 宙を裂く青い爪」
サーカスを舞台に、道化の憂いを描いている。

◆消滅、崩壊、自我、支離滅裂
「circus」とは打って変わり、いかにもアンミュレらしい怪奇ハードナンバー。
以前だと「ROSES」の立ち位置。
「鏡 映る 俺は 誰だ」
更に破壊的な雰囲気が増しているのにも関わらず、非常に耳馴染みが良いのも特筆すべきところ。
この時点で、アルバム途中にバラードが無いのもまた良い。

◆無色透明
「雪月花」などの幻想的な雰囲気をより進化させた雰囲気。
「夢 きっと夢さ」
闇と光が交錯し、全てが無色透明に。
君だけが鮮やかに。

◆朧げに、猶予う。
聴いた後の余韻が何とも言葉にし難い。
私の好きなアンミュレはこれだなあと。
「夢朧げに」
まるで夢か幻か。
20年、どこにも属することなく、自主的に活動してきたバンドの貫禄。
力強さ。
シーンの“儚さ”すら全て包み込むような楽曲。
感無量です。


最後まで聴き終え、リピートで冒頭へ戻った時の繋がりも素晴らしいです。
きっと、あなたをこれまでとは違う世界へ誘ってくれるはず。

どうぞご賞味ください。

AmazonZEAL LINK様の通販などでお求め頂けます。


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▲ジールリンクさん、フリーペーパーも入れてくださってありがとうございます…†



◆emmuree official web site
http://emmuree.jp/

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