ピンブラブログ~pinkblood blog~

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

Sugar@渋谷O-WEST 

とりあえずいつも通りに行ってみようか。


2007.9.29


S_20070929.gif


えー現在、ようやく購入した『sweet circus』をエンドレスリピートしながらこのレポを綴っています。
この限定音源に収録された2曲を聴いて、私は純粋に驚いた。
2005年、初めてSugarを知った頃が既に懐かしい。
知ってから実際にライヴへ足を運ぶまで随分時間はかかったけど。
ほんとに伸びた。
想像以上に。
Lokiの歌は深みを増し、SIZNAのギターはより表現の幅を広げ、篤人のドラムは力強く、
殊のベースは滑らかなメロディーを奏でている。
私はずっと、Sugarはライヴバンドだと思っていました。
ステージングはあんなにもカオス感溢れてるのに、音源だと小綺麗にまとまり過ぎていて、いまいちピンとこない。
(若者のくせに小生意気な…笑)と勝手に思っていました。
でも今回の2曲は違う。
4人の気迫が、感情が、ヘッドフォンからだだ漏れなんだよ。


今年初めてエリアで見たバンドがほんの数ヶ月しか経たないうちにウエストワンマンを演る。
普通に考えて凄いことでしょう。
ちゃっかりスクリーンなんか用意しちゃったりして。
何そのウヨウヨしてる細胞みたいなやつ。
は、マリア?
エ、エスカレーター?
まるで意味が分からん。
(ヒョヒョヒョ、メジャーじゃないくせにメジャー感溢れてるねえ…笑)と終始ニヤニヤしながら見ていました。
ライヴはいつも以上に気合いが入っていて、ろきも「ステージばっかり盛り上がってるようだから…笑」と煽り出し、徐々に客席もノリノリになってきて、私が今までもどかしく感じていたメンバーとファンの距離が少しずつ近付いていく気がして、楽器隊3人によるインストセッションは滅茶苦茶格好良かった。
噂のLSSM鞭縛りも見れたし、何なんだあのLからSへのデコピンは!
可愛過ぎるんだよこんちくしょう!
しーたんにはギターの神様が降りていた。
錆なんか特に。
真っ赤なライトを浴びながらの顔面痙攣、本気で某名古屋バンドのネ申を彷彿させて、ちょっと感極まったりして。
ライヴ中ずっと鳥肌が治まらなかった。
あっくんのドラムも相変わらず男前で、こったんのベースもよく響いていて、ろきは声量あるからデカい会場のほうが映えるなあ…でもやっぱりMCはグダグダ(笑)とか思ったことはさまざま。
ほんとに素晴らしいライヴでした。

あの発表までは。

11月に大先輩・akiとのツーマン、12月にはクアトロワンマン、3月にフルアルバムリリース、1月にその先行シングルリリース…と、そんな嬉しいことを立て続けに報告した直後に、最高に楽しいライヴを体験させた直後に、あの発表。
ラストの独白ではただ呆然とするしかなく、周囲のすすり泣く声を聞きながらみるみる冷静になっていく自分がいて、ああ、私はやっぱりここでも泣けない人種なんだなあとつくづく感じた。

いつかの駄目だったワンマンも故郷に錦ワンマンも見ていない私にとって、Sugarはどんなことでもサラッとこなせる、乗り越えられる器用なバンドだったけど、実はとても不器用なバンドだったんだなあと思うしかありませんでした。
殊脱退に関して。

Sugarのライヴは見る度に進化している。
いつも新鮮な感動を与えてくれる。
今回のワンマンもこれまでで最も素晴らしいステージだった(毎回そう思っている)。
だからこそ、ラストの発表が残念でなりません。
脱退報告というものは、どんな理由・事情にしろ、どんなバンドであろうと決して聞きたいものではない。

だけど、ほんとに一番辛いのは決断した当人とメンバー…バンドでしょう。
だからSugarというバンドのいちファンである私はとやかく言いません。

今後も彼ら4人が前に進んでくれることだけを強く望みます。

私はまだSugarを見続けるつもりだけどね。

仙台インストで「これからも頑張ります、宜しくお願いします」と言っていた殊の顔はずっと忘れません。

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